御室花まつり2025 3月22日(土)〜5月6日(火・祝) | 世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺
仁和寺からのお知らせ
ご案内
25/02/20

御室花まつり2025 3月22日(土)〜5月6日(火・祝)

〜御室花まつり2025〜

●開催期間:令和7年3月22日(土)〜5月6日(火・祝)
●拝観時間:8時30分〜17時30分(受付終了17時)
●特別入山料:大人500円(仁和寺御所庭園との共通券1,100円 他)高校生以下無料(次世代への文化支援として)
●仁和寺御所庭園:9時〜17時(受付終了16時30分)
●駐車場(有料):8時30分〜17時30分(入場終了16時30分)

御室花まつり 開花状況

3月22日以降順次更新してまいります。

第4回 春の御室藝術祭2024

総本山仁和寺は、文化を守り、育てていくことを目的として2021年より実施している「京都仁和寺御室藝術4.8プロジェクト」の一環として、藝術祭「御室花まつり2025 台湾・能登復興支援展 テーマ〜自然〜」を令和6年3月22日(土)より開催いたします。

🌸真言宗御室派 総本山仁和寺
仁和4年(888)年第59代宇多天皇によって開創された仁和寺は、天皇の御入室以降、1000年の間、明治の純仁法親王まで皇子、皇孫が仁和寺の門跡(住職)を務められました。そのため、御室御所と呼ばれるようになり、門跡寺院の筆頭格として現在まで法灯を守り続けてきました。宇多天皇以降、皇族が歴代門跡に就任することによって、歴史上の人物、朝廷、文化人と緊密な関係を築き上げてきました。特に平安時代の頃には、鎮護国家の道場としてだけでなく、貴族、また当代の有名歌人が集い、度々和歌会が開催されるなど、仁和寺文化と言われるまでの一大サロンを形成するに至っておりました。また『大鏡』『平家物語』『栄華物語』等々の有名な古典文学には、そのように密教を伝えるだけでなく、文芸、絵画、建築等、文化を発信する場としての御室御所の姿が描かれております。

🌸京都仁和寺御室藝術4.8プロジェクトについて
本プロジェクトは、仁和寺を通じて文化を育てていくことを目的とした「藝術のプロジェクト」です。令和3年から4ヵ年かけて実施してまいりました。5年目となる令和7年春は、台湾・能登の復興支援のため「自然」をテーマに開催します。

🌸本プロジェクトの背景
文化財の新たな価値づくりと、新たな美意識や文化を育てていくことの必要性
約1200年の歴史を持つ世界遺産 仁和寺は、広大な土地と建物、多くの宝物を所有しておりますが、日本の社会現象である少子高齢化による社会保障費の増額、日本人拝観者の減少などが予想されており、文化財保護のための財源の確保が最重要課題となっています。

現状の予算では、補助対象となる国宝や重要文化財の維持管理にとどまり、補助対象とならない建造物の修繕や増改築には踏み切れないのが現実です。
天災などによる修繕費用もかさむ中で、助成だけに頼るのではなく、所有者自らが保有する文化財の保存修理費用を捻出できるような新たなしくみを整えて自立していくことが急務であると私たちは考えています。
また、先人たちから受け継いだ建築物を含む文化を100年、200年先に伝えていくためには、時代に応じた取り組みによって新たな付加価値を発進していく必要があります。
そのような考えのもと、世界遺産 仁和寺では、境内の歴史的建造物「松林庵」を宿泊施設として活用する事業や、SDGsを意識した敷地内「成就山御室88ヶ所」の整備事業、所有文化財をデジタル化し、アーカイブを構築して公開する事業など、様々な取り組みを行なってまいりました。
文化財をより価値のある資源として活用し、ひいては新たな文化財の創出や、技術の継承に継承につなげて行くことが大切と考えております。
世界遺産 仁和寺が守り伝えてきた古典文化と、現代アートをつなぐことにより新たな美意識、文化を育てていくことになればという思いで、この度の芸術祭を企画いたしました。

御室芸術祭

御室花まつり期間中は下記拝観料となります。
期間3月22日(土)〜5月6日(火・祝)

お問合せ 仁和寺 ☎︎075-461-1155