春季限定特別御朱印「御室桜と黒猫」3月9日授与開始

春季限定御朱印「御室桜と黒猫」3月9日(月)授与開始
仁和寺の境内には、染井吉野や枝垂れ桜、少し変わった緑色の桜・御衣黄(ぎょいこう)などさまざまな桜が咲きますが、なかでも有名なのは、遅咲きの「御室桜(おむろざくら)」です。
この御朱印には、御室桜が咲く一帯に遊びに来た黒猫と、桜越しに望む金堂の屋根、五重塔の姿を描いています。桜のしとやかさや春の空気感を表した金の箔が、孔雀の羽色のような背景色と重なり品のある仕上がりとなりました。
真言宗では、人は生きながらにして仏となることができる「即身成仏」が説かれています。
では、「仏で在る」とはどのような状態なのでしょう。
その心はきっと、穏やかで優しく満ち足りた気持ちで「在る」ことではないでしょうか。
私たちは日々の暮らしの中で、不安や苛立ちに心が向きやすく、一日中嫌なことの方を、考え続けてしまうことがあります。
この黒猫御朱印が、ご拝受くださった皆さまの心をそっとゆるめ、穏やかな「仏で在る時間」へと立ち戻る、小さなきっかけとなりましたら幸いです。
御朱印帳に貼っていただいても、身近な場所に飾っていただいても構いません。
どうぞ思い思いの形で、お楽しみください。
🐈⬛授与開始日:令和8年3月9日(月)〜
🐈⬛授与料:1躯 1,500円
🐈⬛受付時間:9:00〜16:30
🐈⬛授与所:金堂前納経所(3月27日〜5月6日の期間は、花まつり特別入山料800円が必要です。)

令和八年限定御朱印「和歌と黒猫」
仁和寺を創建された宇多天皇は、自ら歌合(歌合戦)を主催するほど、和歌や漢詩がお好きな方でした。
上の扇には宇多天皇が詠まれた「おほぞらを わたる春日の影なれや よそにのみして のどけかるらむ」
の歌を記しました。
意味は「あなたは大空をゆく春のお日様だからか 宮中を余所に見て のどかに過ごしているようですね」
この歌は、里に下り久しく宮中に戻ってこない「刑部の君」という更衣に贈られたものですが
こちらを気にせずのどかに過ごす姿は、猫の性質にも重ねて見ることも出来ます。
「春の日のお日様のような存在で、呼ばれても気に留めず、のどかに過ごす猫――」
そんな情景を思い描いても面白いのではないでしょうか。
そして下の扇の絵は「曲水の飲(曲水の宴)」の様子で、こちらも宇多天皇がたびたび催され、
菅原道真公も参加したと伝えられています。
またあしらわれた金箔は、年月を経た襖絵や屏風絵に見られる、金の箔の味わい深さを表現した仕様となっております。
🐈⬛授与開始日:令和8年1月1日(木・祝)〜
🐈⬛授与料:1躯 1,300円
🐈⬛受付時間:9:00〜16:30
🐈⬛授与所:金堂前納経所(3月27日〜5月6日の期間は、花まつり特別入山料800円が必要です。)
888年、父で先帝の光孝天皇の意思を継いで、ここ仁和寺を創建された宇多天皇。
その宇多天皇が記した日記(『 寛平御記』かんぴょうぎょき )に、即位前に父親から黒猫を賜ったことが書かれており内容は黒猫のサイズや特徴、毎朝乳粥を与えて可愛がる様子が分かり「その毛色は類まれで、他の猫はどこかぼやけた灰黒色なのに比べうちの猫だけは墨のような漆黒の毛色で美しい」や「歩くときは音もなく、まるで雲上の黒い竜のようだ」などといった溺愛ぶりが書かれており、現代の「猫ブログ」に通じる現・日本で最古のペット日記だとも言われています。この日記が書かれたのが889年2月頃。つまり仁和寺が創建され後も黒猫は宇多天皇と共にいた史実に基づいて【黒猫御朱印】が生まれました。
お問合せ 仁和寺 075-461-1155


