秋季限定黒猫御朱印「経蔵と黒猫」授与中

秋季限定御朱印「経蔵と黒猫」
金堂向かって右手に佇む「経蔵」には、回転式のお経の本棚と言える「輪蔵(りんぞう)」が内部中央にあります。
秋=読書の秋 知恵を蓄える秋でもあるということ。
そして、仁和寺の秋と言えば今年も将棋の「竜王戦」が開催されます。
経蔵の壁には八大菩薩等の他黒龍が描かれており、仁和寺を建立された宇多天皇が、
日記で愛猫の黒猫を「黒龍のようだ」と例えられた逸話も思い起こさせます。
輪蔵に収められている「一切経」が知恵を放出しながら舞い、その様子を蔵内にいらっしゃる
文殊菩薩の眷族唐獅子と普賢菩薩の眷族白象が、楽し気に見守っています。
一方黒猫は…どうやら紅葉に夢中のようです。
輪蔵のあるお寺は京都で三カ所のみ。内部も大変美しく、今秋も特別拝観が期間限定で
開催されますので、是非足をお運び頂ければと思います。
🐈⬛授与開始日:2026年9月14日(月)〜
🐈⬛授与料:1躰 1,500円
🐈⬛受付時間:9:00〜16:30
🐈⬛授与所:金堂前納経所

令和八年限定御朱印「和歌と黒猫」授与中
仁和寺を創建された宇多天皇は、自ら歌合(歌合戦)を主催するほど、和歌や漢詩がお好きな方でした。
上の扇には宇多天皇が詠まれた「おほぞらを わたる春日の影なれや よそにのみして のどけかるらむ」
の歌を記しました。
意味は「あなたは大空をゆく春のお日様だからか 宮中を余所に見て のどかに過ごしているようですね」
この歌は、里に下り久しく宮中に戻ってこない「刑部の君」という更衣に贈られたものですが
こちらを気にせずのどかに過ごす姿は、猫の性質にも重ねて見ることも出来ます。
「春の日のお日様のような存在で、呼ばれても気に留めず、のどかに過ごす猫――」
そんな情景を思い描いても面白いのではないでしょうか。
そして下の扇の絵は「曲水の飲(曲水の宴)」の様子で、こちらも宇多天皇がたびたび催され、
菅原道真公も参加したと伝えられています。
またあしらわれた金箔は、年月を経た襖絵や屏風絵に見られる、金の箔の味わい深さを表現した仕様となっております。
🐈⬛授与料:1躯 1,300円
🐈⬛受付時間:9:00〜16:30
🐈⬛授与所:金堂前納経所
888年、父で先帝の光孝天皇の意思を継いで、ここ仁和寺を創建された宇多天皇。
その宇多天皇が記した日記(『 寛平御記』かんぴょうぎょき )に、即位前に父親から黒猫を賜ったことが書かれており内容は黒猫のサイズや特徴、毎朝乳粥を与えて可愛がる様子が分かり「その毛色は類まれで、他の猫はどこかぼやけた灰黒色なのに比べうちの猫だけは墨のような漆黒の毛色で美しい」や「歩くときは音もなく、まるで雲上の黒い竜のようだ」などといった溺愛ぶりが書かれており、現代の「猫ブログ」に通じる現・日本で最古のペット日記だとも言われています。
この日記が書かれたのが889年2月頃。つまり仁和寺が創建され後も黒猫は宇多天皇と共にいた史実に基づいて【黒猫御朱印】が生まれました。
お問合せ 仁和寺 075-461-1155


