仁和の教え | 世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺
今月の法話
今月の法話
17/11/01

仁和の教え

仁和寺御開山宇多天皇(寛平法皇)は、弘法大師を大変尊信されました。

それ故、連綿として伝えられる法皇の心は大師さまの心として頂戴してよいと思います。即ち、仁和の教えは即真言密教であります。

真言宗御室派では、この教えを皆さんにわかりやすく説くために、下記の言葉を標語としています。

手をつなごう 助け合い 語り合い 信じ合う われらみな仏の子

「仁」は慈しみ、思いやり。

「和」は和やか、平和の和。

仁和寺は世界中の生きとし生ける全ての人たちが慈しみ・思いやりの心をもって和やかに、そして平和に過ごせるようにこの身をもって助け合い、この言葉をもって語り合い、この心をもって信じ合うことを布教し祈り続けているお寺です。